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踵骨アキレス腱付着部裂離骨折

踵骨アキレス腱付着部裂離骨折(増井)

症例 62歳、女性
当院で踵骨アキレス腱付着部裂離骨折に対して観血的整復固定術を施行
検査結果 ホモシステイン36.5nmol/ml、TRACP-5b 574 mU/dl、血清NTX 44.1nMBCE/l、YAM:55/67%

踵骨アキレス腱付着部裂離骨折と不全骨折(矢印)を認める
術前プラン
  • 3㎝ほどの皮切で踵骨隆起裂離骨折を整復、スクリュー固定
  • 踵骨遠位から踵骨頚部にガイドピン挿入
  • 小切開を加え、スクリューを半分ほど挿入
  • アキレス腱にファイバーワイヤーをかける
  • 小切開部を通してスクリューにファイバーワイヤーをまわし、足関節底屈位で8字締結固定を行う
  • 最後にスクリューを最後まで挿入する
術後レントゲン
術中・後経過
  • 出血量:3ml
  • 手術時間:46分
術後2か月時レントゲン 骨癒合が得られ、足関節背屈は15度となっている