専門医療センター

脳卒中ケアユニット

千葉西総合病院 脳卒中ケアユニット(SCU)開設のお知らせ

2016年4月から、当院で全日366日の脳卒中当直体制の脳卒中センターを開始しました。 また、センターの病床として脳卒中ケアユニット(SCU)がオープンしました。

この脳卒中ケアユニット(SCU)は、急性期の脳卒中患者を断ることなく率先して受け入れ、看護師3対1の豊富な人員配置をはじめ多職種のスタッフが患者さんの脳卒中診療に参加し、効果的な治療・看護・リハビリテーションなどを専門的に行い、これまでより死亡率を下げ安全に、入院期間も短く、自宅退院率を増加させ、日常生活能力や生活の質の向上を図れる、脳卒中の専門病床です。

脳卒中ケアユニット(SCU)

脳卒中の発症早期から、24時間・366日体制で、集中的に治療を可能にする病床です。
医師(脳神経外科専門医、脳卒中専門医、脳神経血管内治療専門医・指導医)、看護師、リハビリテーション技師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー等が有機的にチームを組み、患者さんへの最高の医療の提供を可能にします。

より多くの患者さんがこのセンターを利用していただき
より症状が改善されることをせつに願います。

当院は地域の脳卒中ネットワークの中核の推進病院であり、急性期のtPA静注療法・血管内血栓回収術・脳動脈瘤内コイル塞栓術などの脳血管内治療・急性期頸動脈手術・頭蓋外内バイパス術・血腫除去術・クリッピング術などの開頭術が常時行えます。また千葉県の脳卒中地域連携の急性期管理病院でもあります。リハビリテーションが必要な患者さんをスムーズに回復期リハビリテーション病院へ転院、維持期の病院へと情報共有・連携をとって患者さんに不安がないように良質の医療を提供します。

社会医療法人として、地域での円滑な急性期脳卒中診療を、医療圏の基幹病院である松戸市立病院神経系当直チーム、救命救急センターチームとともに行っていきます。

診療活動のみならず、今後はセンターを中心として、各種研修会勉強会開催の企画を行って、情報の発信も定期的に行い、啓蒙活動にもより力を注ぎます。東葛北部

千葉西総合病院 脳神経外科 主任部長  熊井潤一郎