放射線治療科のご案内

放射線治療は手術、化学療法と並ぶがんの三大治療です。国内のがんの患者さんの約3割は放射線治療を受けているといわれています。
がんの種類や病状により放射線治療の目的は変わります。前立腺がん、肺がん、頭頚部がんのように根治的な治療として行うこともあれば、再発防止や痛みなどの症状の低減のために行われることもあります。
他の治療と組み合わされることも多く、進行肺がんのように抗がん剤との併用や乳がんのように侵襲の少ない手術と組み合わせることで治療効果を高めたり、副作用を抑えたりすることもあります。
当科では腫瘍内科医や外科や泌尿器など各臓器のがん治療の専門医と協力して、治療の目的や生活環境に応じた放射線治療を提案し、実施しています。