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SHDセンタートピックス

桃原医師が着任されました <2024.4.1>

心臓弁膜症に対するカテーテル治療TAVIの日本における第一人者として知られる桃原哲也医師が当院循環器内科・SHDセンター長として着任されました。
桃原医師の着任は、当院循環器内科が以前からテーマとする心疾患の低侵襲治療を強力に推し進め、より一層の診療機能強化に繋がるものと考えております。

桃原医師コメント

以前からお誘い頂き今般、2024年4月1日付けで責任者として赴任いたしました桃原哲也(とうばる てつや)と申します。
今後、弁膜症を基礎疾患とした心不全入院が激増すると考えています。いわゆる「心不全パンデミック」です。
それに対応できるようチームを鍛え、積極的に新しい機器を導入し、地域の方々に医療を通じて社会貢献をしたいと考えております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

慢性透析治療患者様に対するTAVIを実施しています。

当院では慢性透析患者様に対するTAVIを実施しています。

従来、慢性透析患者様はTAVIの適応外とされており、大動脈弁狭窄症の治療選択としては開胸手術による弁置換術のみとなっておりました。ご年齢や合併症によっては開胸手術ができない患者様もおいででしたが、適応拡大により低侵襲なTAVIによる治療が選択できるようになりました。

当院では今後も幅広い患者様に、より低侵襲な治療を提供できるよう努めて参ります。