呼吸器外科とは、胸部のなかで心臓や食道を除いた肺や縦隔、胸壁などの臓器を対象とし、呼吸器にかかわる病気の手術治療を行う科です。
特に肺癌は、近年患者さんの数が増え、日本におけるがん死亡率の第1位となっています。当科ではがんの進行度や患者さんの状況に合わせて、手術だけでなく化学療法、放射線治療なども組み合わせて、最適な治療方針を提案することを心がけています。
心臓病や脳梗塞、糖尿病などの病気をお持ちの患者さんも安心して治療が受けられるよう、専門医と連携を図りながら診療にあたります。