専門医療センター

大腿骨遠位骨幹部病的骨折
子宮がん

子宮がん、大腿骨遠位骨幹部病的骨折症例(増井)

症例 54歳、女性
子宮がん、大腿骨遠位骨幹部病的骨折、予後2年以上
術前単純レントゲン
術前CT
術前MRI 腫瘍は中間広筋を押し上げるように増大し、大腿動静脈に近接している
患者背景
  • 他院にて抗がん剤治療・放射線照射/大腿骨遠位骨幹部病的骨折/他の転移巣なし
  • 術後抗がん剤治療予定
手術プラン
  • 中間広筋の筋膜直上で展開、大腿骨近位に正常組織を2cmつけて大腿骨遠位を一塊にして広範切除
  • 腫瘍用下肢再建システム:腫瘍用人工膝関節(GMRS)を用いて再建
手術 大腿骨遠位広範切除+腫瘍用人工膝関節置換術(GMRS)
大腿骨遠位を一塊にして広範切除 腫瘍用下肢再建システム/GMRSで膝関節を再建切除した大腿骨
術後単純レントゲン 腫瘍は中間広筋を押し上げるように増大し、大腿動静脈に近接している
術中・後経過
  • 手術時間:2時間30分
  • 出血量:830ml
  • 術後リハビリ:術後2日可動域訓練、術後1週歩行訓練、可動域:0/120度