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大腿骨転子部骨折 人工骨頭置換術症例

人工骨頭置換術症例(増井)

症例 89歳、大腿骨転子部骨折:中野分類typeI-3part C
術前レントゲン
CT
作図
治療計画
  • 観血的整復固定
  • セメント人工骨頭置換術(頚部に第3骨片、海面骨が少なくブレード/ラグスクリューの固定性が不十分になる可能性があるため選択)
  • 大転子整復固定
術後レントゲン
術中・後経過
  • 出血量:180ml
  • 手術時間:1時間40分
  • リハビリ:術後2日車いす、1週歩行訓練
ポイント
  • セメント人工骨頭(高齢者)
  • 大転子ORIF(シンセス社製尺骨用プレート)
  • 適切なバランス(脚長)、確実な後方修復による脱臼防止