消化器内科

～2人に1人ががんと診断される時代に～

高齢化が進む現代社会において、医療の進歩とともにがんの罹患率も増加しています。中でも、全がんの約半数を占めるのが「消化器がん」です。私たち消化器内科は、地域の皆様が高いレベルの診断と治療を身近な病院で受けられるよう、質の高い医療の提供に努めています。特に、高齢の方やさまざまな並存疾患を抱える方々にも安心して治療に臨んでいただけるよう体制を整えております。

当院は2013年夏より、県指定のがん拠点協力病院として、胃・食道・大腸がんに加え、肝臓・胆道・膵臓といった幅広い消化器がんに対して積極的な診療を行っています。消化器内科と外科が緊密に連携し、消化器病センターにおいて多職種によるカンファレンス（合議）を実施しながら最適な治療方針を決定しています。
また、抗がん剤治療（化学療法）にも力を入れており、腫瘍内科の専門的な関与により、手術が難しい患者さんにも適切な治療機会を提供しています。

私たちはこれからも、地域に根ざした高度ながん医療を通じて、皆様の健康と安心に貢献してまいります。